戦術理解能力
皆さん、こんにちは。
週末は晴れて、夏を感じましたねー!
逆に僕の長女の中学校では、部活中に集団の熱中症が出たようで、その日は、全ての部活動が活動停止で直ちに下校になったようです。
皆さんも季節の変わり目、気をつけてくださいね。
さて、そろそろこのネタに飽きている方もいると思いますが、途中で終わるのも気持ちが悪いので最後までやらせてもらいますね(笑)
永続的に活躍するためには?の一つの考えに
「監督のイメージするサッカーをいち早く理解する」
と、挙げさせてもらったのですが、僕は現役時代、選手名鑑などの長所の部分によく「戦術理解力に優れ…」みたいに言われる事が多かったんですけど、なんか若いときは、
「もう少しプレー面での良い部分ない?w」
「戦術理解力って誰がどう測るのよw」
なんて思って、若干気に入っていない面もありました(笑)
ただ、恐らく結局は僕の強みの一つであったんだろうなと今でも改めて思ったり、そしてそれが一般社会だとどう活かせるのか、そんな事を考えています。
現名古屋グランパス監督のマッシモ・フィッカデンティ監督。
FC東京で2年間お世話になり、マッシモからはイタリアの守備の文化をとても感じ、学ぶことになりました。僕自身もサッカーってやはり答えが一つではなく、いろんな勝点の積み上げ方があるのだなと改めて感じた期間でした。
ただ、マッシモが来た当初、それまでボールを保持することや攻撃的なサッカーを目指していたチームからのその変化は、選手間でも理解、共有しづらい面がありました。
そんな状況でシーズン開幕、チームはなかなか勝てませんでした。
僕に至っては、ヴァンフォーレ甲府への1年のレンタル移籍を終えてFC東京に戻ってきた35歳くらいのタイミングで、「なんだこのちっちゃいおっさんは?」くらいにしか当初思われていなかったと思います(笑)
実際、チーム内の紅白戦も若手と一緒に外から眺めているだけ、そんな毎日を過ごしていました。
そんな、個人としてもチームとしてもあまりうまくいっていないチームの中にいて、僕が日々気にしていたのは、この監督は選手に何を求めているのか?どうやって勝ちたいのか?そんな事をずっと考えていました。
普段の練習から監督の言動を観察し、どんな時に「良いプレー」と言っているか、一番怒る場面はどんな時か、もし、僕の強みがその辺りにあるのなら、割と昔からそんな部分を当たり前のように考えていたような気がします。
そして、仮に試合や紅白戦に出れなかったとしても、例えば僕はMFなので、多分監督が考えてるMFはこんな選手かなとイメージしていました。そして、それを練習中から表現して、少しずつの信頼が積み重なり、「干されてる」状況を抜けだし、公式戦に出れるチャンスを貰い、そこでチームとして結果を出し、僕自身もポジションを確立していくことに結局成功したシーズンではありました。
他の選手よりも早く監督の志向に気付き、体現していく能力が高い。それが戦術理解能力が高いという事なのかな…
ただ、この「思考⇄体現」のサイクルの中ででも、どこが僕の本当の意味での強みなのか…
まっ、それはまた自分で考えていくか…w
すぐわかる方いたら連絡くださいw
さてさて、これは、一般社会、ビジネスでも一緒ですかね?
社長、上司の方が何を望んでいるのか?どんな部分にこだわりを持っているか?そんなイメージをしながら働く社員さんはすごく喜ばれ「仕事ができる」という評価に繋がるのか?
いくつかの企業さんと組んでやるようなプロジェクトでも、相手側の企業さんは何を欲しているのかを理解した中で、自社の強みを当てはめていくのがうまいとか…
なんか、一般社会にもそんな人や企業が重宝される領域があれば良いなーと、そしたら、僕や今後出てくるアスリートの価値として、社会に提供できたりすのではないかと…✨
まっ、そんな簡単な事でもないよな…w
まずは、僕が一般社会での紅白戦に出られるようにならなきゃなー
何が紅白戦かすら知らんけどw
とりあえず、今週も未来に向けての良い一週間になるように努力するしかないな!
皆さんも今週も一緒に頑張りましょう!
良い一週間を👍
羽生
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