2分間と2分間以外

関東ってまだ梅雨入りはしていないんですかね?

今日から、また晴れるんですね?😲


さてさて、僕の会社とパートナー契約を結んで貰っているFC東京は、5連敗の後に2連勝し、調子を取り戻したかに思われましたが、この前の水曜日の試合では、こちらもなかなか勝点が伸びずに苦しんでいる清水エスパルスに敗戦しました。


僕は、アウェーの試合を中心にFC東京公式YouTubeチャンネル内の「青赤パークオンライン」で約6時間の配信を行うのも業務の一つなのですが、チャット機能を活用し、サポーターの方々とのコミュニケーションを取る中で、応援することしかできないサポーターの方々のもどかしさ、悔しさをひしひしと感じるとともに、自分にとっては、そこにあるスポーツの価値を考える機会を与えてもらっている気もしています。



タイトルにある2分間というのは、サッカーの試合、トータル90分間の間に1人の選手がボールに触るおおよその時間です。(ラグビーもそのくらいと、2つ前の投稿で取り上げた荒木さんと元ラグビー選手の二ノ丸友幸さんも話していました)


逆に言えば、88分はボールとは直接関わっていないとうこと。

そして、その88分をチームの勝利のため、ゴールを決めるため、ゴールを守る為に考え、走らなければならない。

さらに言えば、ボールがない中でのチームへの貢献を意識させているチームは良いチーム、強いチームなのではないかと思っています。


僕の恩師であるオシムさんも、例えばゴールを決めた時、まず最初に褒めるのは得点した選手ではなく、そのゴールに至るまでに、相手選手を困らせるような場所に走り込んだ選手、味方選手がフリーになるような動きをした選手をまず最初に褒めてくれる人でした。

だから、選手はボールが来ようが来なかろうが関係ない。

「せっかく長い距離走って来たんだからボール出してよ(怒)」

みたいな文句もチーム内にはなかったですね。


サッカーの試合を表面的に見ていると、それぞれの選手のボール有りの2分間のプレーを意識して見ちゃうと思います。

そして、負けた時には、その2分間で何かできなかったような選手が叩かれちゃう💦

でも、その選手の88分の振る舞いはとてもレベルの高いものであったかもしれない。

そんな部分もサッカーの奥深さだとも思うし、僕のこだわりであったからこそ、分かってもらいたい面でもあるのかなw


そして、僕はこれはビジネスでも一緒なのかなと思うんですよね。

会社には、花形と言われるような部署、ポジションがある事もあるでしょうし、営業の人が何百万、何千万の仕事取れたぞー!とガッツポーズしながら帰ってくることもあるのかな?

そんな時に、僕はその裏側を見れる人になりたいと思っています。

その結果に至るまでに、誰がどれだけ考え、努力し、自分が出来ることを精一杯やり汗をかいたのか、それがわかる人になりたいなと、この間のFC東京とエスパルスの試合を見て、改めて思いました。


株式会社Ambition22 

羽生直剛

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