オリンピアンへの感情移入

皆さん、おはようございます!

(人によっては、こんにちは、こんばんはw)


今週も始まりましたー!

オリンピックが開幕して毎日いろいろなドラマがありますね!


オリンピックについては、もちろん開催にあたっての賛否の声は今でもあるのだと思いますが、オリンピックが開幕し、テレビのチャンネルを回せばいろんな競技が行われ、そこには一瞬でもコロナを忘れさせてくれるようなストーリーがあり、アスリートとして生きてきた僕としては、やはりスポーツの価値というものを少なからず感じている日々です。

(それは、スポーツで生きてきた僕だからなのかな…。そうじゃないといいな…)



先週は、柔道の大野将平選手が金メダルを獲得しましたね。

試合後のインタビューで「リオデジャネイロ五輪を終えて、苦しくて、つらい日々を凝縮したような、そんな一日の戦いでした」とありました。

前回大会からまた東京オリンピックに向けて、相当の準備、練習を重ねて、そして、今大会当日も本当に難しい試合が続いたということなのだと思います。


僕自身は、特別柔道が好きとかではななく、やってれいれば全ての競技を見てるって感じなのですが、選手の方々の試合後のインタビューやコメントを目にして時、辛さやプレッシャーに打ち勝っていくことの難しさを知っているからこそ、感情移入し、感動している自分がいます。

それは、勝利した選手もですが、惜しくも敗戦してしまった選手のそれもそうですね。


なんとなく見ていて良いのなら、メダルを獲得できた、できなかった、でいんですけど、この人達は、この日、この一瞬に向けてどれだけのトレーニングやトライ&エラーを重ねてきたのだろうかと、それをメダル獲得に繋げた選手は本当に凄いなとシンプルに思いますし、目標に辿り着けなかった選手は、その思いをどう解釈して、どう繋げていくのか、もう次に繋げないと決めた人の想い、繋げないとしてもその選手の未来が明るいものであって欲しいなとか…

いろいろ考えちゃいますね😭

ましてや、コロナで一年延期になった状況で。


こういう話をするときに、僕が心に残っているのは、イチロー選手が4000本安打を達成した時の言葉です。(記事の一つとしてこちらです)

「こういうときに思うのは、別にいい結果を生んできたことを誇れる自分ではない。誇れることがあるとすると、4000のヒットを打つには、僕の数字で言うと、8000回以上は悔しい思いをしてきているんですよね。それと常に、自分なりに向き合ってきたことの事実はあるので、誇れるとしたらそこじゃないかと思いますね」


これなんですよねー

わかるー

って、次元がイチローさんとは違うけどw



今オリンピックに出場している選手、目標に達成した選手はもちろん、届かなかった選手も、その日を迎えるまで、苦しい中での試行錯誤を繰り返し、いろいろなものを犠牲にして、時には周りの人・メディアに叩かれて…そんな中でやっと掴み取った権利。

だからこそ、今週も勝つ人、負ける人が出てくると思いますが、

選手には、「今まで頑張ってきたご褒美としてそこにいるんですよ。思いっきり楽しんでください!」って気持ちですね。

まっ、選手たちの中にそんな風に思える人は少ないのだろうけど😅



オシムさんも「行間を読め」ってよく言ってたなー。(いつもオシムさんの話w)

なんか少しわかってきたような気もするんですよね。その意味が。


このブログを読んでくれている皆さんは、

僕の文を読むくらいな人達なんで、クセがある人?(笑)、良く言えば本質的な人?(笑)だと思うんで、例えば、ネット上で選手を叩くような人はいないと思いますが、叩く事を仕事にしているような人もいる中で、皆さんには、感情的な「下手くそ!何やってんだ!メダル獲れよ!」という想いの後には、アスリートの裏側に手を差し伸べるような優しさで対応して頂けたらアスリートも嬉しいと思います😍


表面的な部分じゃないその裏側、奥側、行間、そんな部分をスポーツはもとより、一般社会やビジネスでも皆さんと感じ、尊重しあっていけたら良いなと思います。


今週も頑張りましょう!


羽生

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