少年達から教えてもらう

筑波大の先輩が総監督を務める岐阜県にある「FCオリベ多治見」に今年2回ほどお邪魔させて頂いてます。


サッカー選手のキャリア形成という側面からも、町クラブと地域創生のイメージも含めて、なんかコラボ出来ないかなーなんて思いで行かせてもらってたりするのですが、行った時は必ず少年達とサッカーしなければならないw

先輩の言うことは絶対(笑)


初めて行かせてもらった時は、4・5年生、2回目は中学1年生を見させてもらったのですが、先輩が「あの元日本代表の羽生選手が来たぞー!!」って少年達に煽るんですが、誰1人として知らないw


いや、そりゃそうよ、代表の時って15年前とかでしょ?

彼ら生まれてないよw

先輩のせいで、なんか滑らされた気持ちになりましたw

「練習終わったらYouTubeで調べとけ!」

「羽生結弦の方じゃないぞ!」

って、もはやただのいじりね、それはw


そんな中、中学生の練習見ながら、その日一度だけ「この練習ならこうしたら?」みたいな事を話させてもらったら、その後に1人の選手が個別で「僕はトップ下の選手なのですが、どんなことに気をつけてプレーしたら良いですか?」と。

初めて会った僕をコーチのように扱い、真っ直ぐに僕の目を見て話す振る舞いに、僕の方が緊張してしまってすごい当たり障りない事を言ってしまったような気がする…

「ごめんね、リョウタ。次行った時には必ずいいアドバイスするよ!」


僕自身は、引退してから、全くサッカーをしたいと思わなくて、自分でもなんでなんだろうと思ってる最中😅

プレーする価値、意味を今は自分の中で作れていないのかな…


ただ、1人の少年の「僕はもっと上手くなりたい」と言う強い眼差し、意思にめちゃくちゃ心を揺れ動かされた気がしました。

自分も中学生の時、あんな良い目をしていたのかな。

今は、毎日飲んでるおっさんだなw


質問してきたリョウタに、自分がサッカー選手だった事、その理由を今度は示してあげたいなって思う日でした。


株式会社Ambition22

羽生直剛







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